|
Sunday, 28 February 2010 |
Googleが開発した携帯端末用OS「Android」。
そのAndroidを搭載したスマートフォン 「Droid」なるものも遂に発売されて4ヶ月ほど、iPhoneキラーとして色々と噂されていましたが、どれほどの実力があるのかは、やはり自分で試してみないと分かりません。
幸運にも2年ごとに電話機を格安で変えられる(普通の電話は無料交換)Verizonのプランに入っており、1月の末で電話機交換権を獲得しました。
とは言うものの、Droidはスマートフォンで、データプランに別途加入する必要があったり、電話機本体も値引きはあるにせよ追加で料金を払わねばなりません。
しばらく悩んでは見たものの、iPod Touchで携帯端末の進化を目の当たりにした以上、Droidの存在が気になって仕方がありません。
しかもDroidにすれば、3Gネットワークを使えるようになるため、Wifiの圏内でしか力を発揮できないiPod Touchよりも行動範囲が広がります。
また、MotorolaのDroidはBeagle Boardに使用されているものと同じOMAP3をCPUに採用しており、きちんと作りこめばどの程度の力を発揮するのかも気になります。
HTCが製造するGoogle純正端末の”Nexus One”も非常に気になりますが、Verizonで利用できるようになるのが2010年春と言うことで、微妙に待てるような待てないような感じです。
というわけで勢いに任せて、MotorolaのDroidにアップグレードしてしまいました。
スライド式のキーボード付きで169gと記載されており、iPod Touchの120gと比べてたったの50g増ですが、手に持った感じはずっしり感があって、もっと重量がありそうに思えます。
ざっと使用してみた感じでは、iPod Touchよりも高解像度のディスプレイ、ビデオ等のメディアファイルは専用ソフトと同期しなくても使える(USBで繋いでコピーするだけ)、Googleの各種ウェブサービス(メール、カレンダー、住所録等)との同期がすごく簡単等、Googleのサービスを利用することを前提にするなら間違いなく便利です。
AndroidはLinuxベースであるためマルチタスクが標準で、複数のアプリケーションを同時に起動しておくことが普通にできます。
これにより、メールが届いた時や現在地にトルネード警報等が発令された時等、自分から操作してチェックしなくてもDroidが音で通知してくれます。
また、GPSモジュールも標準で搭載しており、車載することを意識してかストリート名を読み上げてガイドしてくれるナビゲーションも無料で使用できます(ベータ版)。
iPod Touchのバージョンアップで少し話題になった音声認識機能も搭載されており、電話をかける、地図を検索する等の他、Googleのウェブ検索までもが音声で利用可能です(英語のみ)。
このナビゲーションが意外にも曲者で、ストリートビューにも対応しており、曲がり角等の重要な地点の様子を実際の風景で確認することが可能です。
Google恐るべしと言った感じで、iPhoneキラーと言われるのも頷けます。
難点としては、マルチタスクであるが故に、気が付けば色んなアプリが起動していて、全体の動きがもっさりしてくること、それとかなりの省電力化が図られているとは言え、気持ち良く使っていると半日くらいで電池がなくなってしまう点(これはどれでも同じ)、そして最大の難点は、日本語表示は問題なくできるものの、日本語入力が現時点では公式に行えない点でしょうか。
動作がもっさりする問題については、起動中のアプリを選択して終了させるアプリを使う等、通常のコンピューターと同様の扱いと割り切れば問題なく、逆にコンピューターと考えた場合の活用範囲の広がりの方が重要なような気がします。
|