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Beagleboardで遊ぶ

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ThumbnailBeagleboardとは、米Texas Instruments社が開発したARMプロセッサベースのCPU、OMAP3530を搭載したオープンソースの評価ボードで、残念ながら出荷延期が続いている、これまたオープンソースの携帯ゲーム機Pandoraと部品構成が良く似ています。

OMAPプロセッサはすでに携帯電話やインターネット端末に広く採用されており、Always Innovating社からは”Touch Book”なるタッチパネル搭載のネットブックのような新しいカテゴリーの製品も発売される予定(2009年7月発売ですが、遅れているようです)で、ネットブックに勝ると劣らない性能と10時間超のバッテリー駆動を実現する低消費電力が目玉となります。

そんなこんなで熱い話題を生み出しているOMAPプロセッサが搭載されているBeagleboardは、$149という一般消費者にも手の届く価格帯で提供されており、発売当初から様々な議論が巻き起こっていますが、約8cm x 8cmのちっぽけなボードにラップトップ並みの機能が詰め込まれているとあって、新しいリビジョン(C2)のボードが発売された瞬間に衝動買いしてしまいました。

実のところ、あまり時間がなく十分に遊びきれていないのが悲しいところなのですが、公式デモのAngstromを始め、AndroidUbuntu等、Linux系のOSはWikiサイトにある情報を参照すれば一通り動作させることができます。

特にAngstromはさすがに公式と言うだけあって、OMAP3530の持つビデオアクセラレーター機能が有効(一部不具合あり)になっており、HDではないもののDVD画質の映像であれば、そこいらのネットブックを上回る品質で再生してくれます。

ただ、かなり苦労してポーティングしたUbuntu(Xubuntuデスクトップ)は、アクセラレーターが有効にならず、通常の操作すらももたつく程度でしたが、ネットワークアダプタがあればUSBハブに接続すればインターネットにもつなげることができ、普通のデスクトップ環境と遜色ありません。

OMAPのアクセラレーター関連(NEON命令セット、SGXアクセラレーター)の情報は、最近色々とアップデートされており、きちんと読み直してポーティングすれば快適なUbuntu環境が整うのかも知れませんが、それはまたの機会に試してみたいと思います。

OMAPのような携帯端末のCPUと聞くと、もう一つ頭に思い浮かぶOSが”WindowsCE”ですが、こちらもBeagleboardで起動、動作させることは可能ですが、ライセンスの関係等の問題でほとんど情報がない状態です。

Texas Instruments社が発売するOMAP35x用の開発用キット向けに提供されているWindowsCEのバイナリを試しにBeagleboardで起動してみたところ思いのほかすんなりと動作してしまいましたが、ディスプレイとの相性が悪いのか画面が動くと映像が途切れる等、やはり不具合があります。

今後の目標としてはOMAPに完全に最適化された状態のLinuxをビルドして、HD(720p)のビデオ再生端末なんぞにできればいいなと考えています。

 
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