異星人に対する調査を行う研究グループは、外交評議会、秘密結社”The Jason Society”のメンバー35名から構成され、エドワード・テラー博士が加わり、最初の18ヶ月間はズビグニエフ・ブレゼンスキー博士が責任者として、ヘンリー・キッシンジャーは次の18か月間の責任者となりました。ネルソン・ロックフェラーは定期的にこの研究グループに参加しました。
このグループのメンバーは、
(議長)Gordon Dean (第1期 責任者)Dr. Zbigniew Brzezinski (第2期 責任者)Dr. Henry Kissinger
| Dr. Edward Teller | Frank Altschul |
| Maj. Gen. Richard C. Lindsay | Hamilton Fish Armstrong |
| Hanson W. Baldwin | Maj. Gen. James McCormack, Jr. |
| Lloyd V. Berkner | Robert R. Bowie |
| Frank C. Nash | McGeorge Bundy |
| Paul H. Nitze | William A.M. Burden |
| Charles P. Noyes | John C. Campbell |
| Frank Pace, Jr. | Thomas K. Finletter |
| James A. Perkins | George S. Franklin, Jr. |
| Don K. Price | I.I. Rabi |
| David Rockefeller | Roswell L. Gilpatric |
| Oscar M. Ruebhausen | N.E. Halaby |
| Lt. Gen. James M. Gavin | Gen. Walter Bedell Smith |
| Caryl P. Haskins | Henry DeWolf Smyth |
| James T. Hill, Jr. | Shields Warren |
| Joseph E. Johnson | Carroll L. Wilson |
| Mervin J. Kelly | Arnold Wolfers |
この施設には生活に必要なものが全て揃っており、レクリエーション施設、図書館、会合に必要な会議室等が存在していました。
この秘密の施設は、コードネーム”The Country Club”で呼ばれました。
この研究グループは1958年の後半の数ヶ月間、活動を停止します。
ヘンリー・キッシンジャーは、”核兵器と外交政策”として、ニューヨークのハーパー&ブラザースによる外交評議会が行った1957年の公式見解をまとめて発行しました。
ですが、この原稿は既にキッシンジャーがハーバード大に属していた時に、その80%がキッシンジャーの手によって書き上げられていました。
研究グループは尚もベールの後ろに隠されたままでしたが、キッシンジャーの妻と友人の証言から、キッシンジャーがこの研究にいかに集中していたかが窺い知ることができます。
キッシンジャーは人気のない朝早くに出かけ、皆が寝静まった夜遅くに帰宅していました。
まるで彼はこの世界に存在しながら、違う世界に住んでいるようだったと大勢の友人が証言しています。
これらの証言は事実を如実に表現しています。
研究グループが行っていた異星人の問題とそれらに対する対応策の協議は非常識的で、キッシンジャーは研究グループの会合が続くにつれ、人柄が変わって行ったとされています。
彼の生涯の中でこれほど大きく彼に影響を及ぼしたものはありません。
彼は夜遅くまで働き詰める毎日を続け、結局、このことが原因で彼は後に離婚することになります。
異星人の研究において最も大きな発見は、仮にこの発見が公の場に晒された場合、経済、宗教概念の崩壊、世界恐慌の末、全世界で無政府状態となることが予想されるものでした。
その結果、こうした情報を隠ぺいする秘密主義は続くことになるのですが、公の場に出せない情報は必然的に議会にも報告できないため、この研究グループの活動に費やされる莫大な費用な政府の外から調達されなければなりませんでした。
差し当たっては、軍事予算の一部とCIAの機密非予算資金から調達されていました。
これらは異星人の遺伝子実験のためでした。
異星人は当初、これらの物質の必要性について限定的に説明を行っていました。
彼らの遺伝子は何らかの要因で構造が劣化しており、根本的に遺伝子構造を改質しない限り近い将来絶滅することが予想されていると言うものでしたが、合衆国政府はこの説明に疑念を抱いていました。
ですが、幾つかの経験による教訓から人類の保有する兵器では彼らに太刀打ちできないことが判明していたため、MJ-12は異星人に対抗できる兵器が開発されるまでの間、異星人に友好的な姿勢を見せておくべきであるとの判断を下しました。
この2つの兵器は我々に希望の光を運んでくるものでした。
JOSHUAはドイツで基礎開発がなされたもので、半径約3kmの範囲で超音波を使用し、厚さ約10cmの装甲板を破壊することができると言うものでした。
この兵器は異星人の航空機とビーム兵器に対して有効であると信じられていました。
また、EXCALIBURはミサイルの弾頭に装着され、高度約10kmの対流圏から誤差50m以下の確度でニューメキシコ州等に広がる厚さ約1kmにも及ぶ固い凝灰岩の層を突き抜け、メガトン級の爆弾を地下にある異星人の基地で爆発させると言うものでした。
JOSHUAの開発は首尾良く進んだのですが、知られている限り使用された形跡はありません。
EXCALIBURの開発は近年に至るまで急がれることがなかったのですが、ここ数年その開発の緊急性が高まりつつあるようです。
*7/10 of Full Version



