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Tuesday, 26 October 2010 |
2010年10月23日、アトランタ南東部コンレイにあるゾンビ・アポカリプスに行って来ました。
いわゆるハロウィーン期間限定のお化け屋敷の変形でゾンビ屋敷というものなんですが、実際に廃屋になっているモーテルを改装した作りや、オープン時間が午後8時から等、かなりリアルさを追求してあるアトラクションのようなので、ゾンビ好きだけでなく秋の夜長を恐怖で飾りたい人にもうってつけな演出かも知れません。
オープン時間よりも30分くらい早目に到着しましたが、そこには既に無類のゾンビ好きが今か今かと100人くらい並んでいます。
年齢層も様々で、年甲斐もなくお化け屋敷(ゾンビ屋敷)・・・と言う遠慮は全く必要ありません。
建物の周囲には兵士の格好をしたスタッフが銃を持ってうろうろ(ひょっとしてスタッフではないのかも)しており、更に気分を盛り上げてくれます。
なんだかんだと言いながらオープン時間になり、スタッフがチケット売り場のドアを開けますが、アメリカならではなのか、武器を持っていないかどうかのボディーチェックが地元の警察官立会いの下で一人ずつ行われます。
ゾンビの総本山とあってゾンビ好きが多いのか、若者の中には自ら軍服に身を包みゾンビ退治への意気込みをアピールしている人もいる等、ゾンビ役の生身の人間を本当にゾンビと錯覚して実力行使に出てしまう人がいてもおかしくありません。
そう言う意味では、ほとんどがボランティアでまかなわれているゾンビの役の人達の身の安全を確保するために、入念はボディーチェックは必須です。
ウェブサイトにもしつこいくらい、”ゾンビに対して逸脱した行為を行った場合は、牢屋へ直行です。”と書かれています。
さて、アトラクションは2種類あり、ゾンビに支配された建物から生存者として無事に逃げ切ると言うものと、ペイントボールの入った銃でゾンビの頭を撃つと言うゾンビ・シューティングがありますが、チケットはコンボで$30。
チケットを購入したらまずは、ゾンビの蔓延する建物から逃げると言う”ゾンビ・アポカリプス”へ向かいます。
勝手に独りずつ建物の中へ入って行く感じかと思っていたのですが、10人くらいのグループに分けられ、基本的なルールを強面の兵士から伝えられます。
建物の中にあるものは全て感染源なので触ってはいけない、グループの中に切り傷や引っかき傷のある者がいたり、咳き込む等の症状がある者がいる場合は直ちに感染を防ぐために処置する旨等、ひとしきりの説明を聞いたらいよいよ出発です。
気持ち的に入ってしまっている若者は、”イエッサー”と歯切れの良い返事を返し、サクラではないかと思わせる迫真の演技というか、普通ならドン引きです。
また、建物内は勝手にうろうろできるわけではなく、兵士に守られながら安全な地域まで逃れる生存者と言う設定のため、グループの先頭と一番最後には銃を構えた兵士が付き添い、粗相のないことを確認しながら進むという手はずです。
グループが最初に連れて行かれるのは、白い布が被された死体と思しきものが横たわっているベッドが真ん中に置かれた部屋で、医師と思われる男性が切迫した雰囲気でゾンビの説明を開始します。
若干くどいですが、ゾンビに噛まれたり、引っ掛かれたりすると・・・と言って、白い布をパッと外すと、そこには腐敗したゾンビが・・・
医師は調子良く話し続け、ゾンビの頭部等を触りながら、みんなの視線を目の前のゾンビに集中させます。
その瞬間、部屋の奥からゾンビが大声を上げて乱入、医師に噛み付き、慌てた兵士らがゾンビを撃ち殺します。
兵士達はみんなに早く逃げろと道を示し、負傷した医師に謝りながら止めを刺します。
ありがちなドッキリ系演出ですが、みんなの注目をゾンビにうまく集中させる小技や、兵士達の真に迫る演技のおかげで、既に怯え出してパニック気味な人も現れます。
この後、暗い廊下や中庭等を走り抜けていきますが、ありとあらゆるところからゾンビ(役の人)が現れては、護衛の兵士に撃たれると言う状況が繰り広げられます。
ちょっと驚きなのが、子供のゾンビも登場することで、特殊メイクを施した顔で歯をむき出しにしながらこっちに向かってきたところを兵士に撃たれ、地面に倒れ込んだ後、足をピクピク痙攣させるところ等は感動的な演技です。
かなりの勢いで色んなところからゾンビが襲ってきますが、数十センチのところでうまく兵士に撃たれる設定になっているため、ゾンビとぶつかったりすることもなく楽しめます。
最後の部屋では荒らされてぐちゃぐちゃになったところにキャンディーの箱があるのを兵士が発見、みんなに分け与えると言うサービス付きで、ちょうど血糖値が下がって集中力が不足している人にはありがたい助け舟です。
とにかく逃げるという設定であるため、歩いてゆっくりゾンビを見物・・・と言う訳には行かず、兵士にせかされて小走りで建物内を駆け回り、気が付いたら外に出ていたと言うのが、全体を通して適切な表現なのかも知れません。
無事に建物から脱出できると次はゾンビ・シューティングですが、廃墟の中で銃を持ってゾンビを退治・・・するのかと思いきや、屋台の景品を撃ち落とすゲームのように、一定の範囲をうろうろするゾンビの頭を所定の場所から撃つというもので、建物内で出てきた特殊メイクを施したそれなりにリアルなゾンビと違い、こちらは明らかにヘルメットを被ってでかい頭をしたゾンビ(当然と言えば当然ですが)が現れると言う残念な設定です。
20発のペイントボールを使い切ったら終わりで、ゾンビの頭に当たったからと言って賞品が出るわけではありません。
まぁ、こちらはとにかく動くものを撃ってみたいと言う人には楽しいのかも知れません。
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