ピッツバーグ
Friday, 11 January 2008
Thumbnail年末年始の休暇の二日を利用して車で約3時間半、ペンシルバニア州ピッツバーグへやってきました。

何があるのかと聞かれると何があるのか分からないのに何故か名前だけは知っている街、ピッツバーグは1900年代前半はアメリカの発展を支えた鉄鋼業の栄えた街です。

その名残はピッツバーグへ向かう道中の古い街並みや今も稼働を続ける工場等を見れば窺い知ることができます。

ピッツバーグのダウンタウンはアルゲイニー川、マノンガヘイラ川、それとオハイオ川の三つの川が合流する地点にあります。

三つの川、スリー・リバースと言えば、ブルース・ウィリスが暗い過去を背負った警官役で川を縦横無尽に駆け巡ったアクション映画、”スリー・リバース”を思い出しますが、ピッツバーグはまさにそのスリー・リバースの舞台となった街でもあります。

またこの地域はその昔、アメリカ大陸の利権を巡って、ネイティブアメリカン、フランス、そしてイギリスが対立した地域でもあり、ダウンタウンと川の合流地点の周辺は砦として多くの人の血が流された、ちょっと暗い歴史を持っている場所でもあります。
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デュケン線から
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ダウンタウンへ続くトンネル
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マノンガヘイラ線
砦の跡地は今では公園(Point State Park)として開放されており、園内にはピッツバーグの歴史を勉強させてくれるThe Fort Pitt Museumがオープンされている他、ピッツバーグの代名詞でもある高さ45mを誇る噴水が存在します。

残念ながら公園は整備中で、噴水もそのためなのか、それとも冬期のためなのか稼働していませんでした

ダウンタウンの南側には川沿いに小高い丘陵地が続いており、鉄鋼業が栄えた時代には大気汚染を避けて丘陵地の上に住宅地が建設され、燃料やその他の物資、人々を運搬するためにインクラインと言う乗物が斜面に面して建てられました

残念ながら、その後の交通機関の発達によってインクラインは次々に姿を消し、今ではマノンガヘイラデュケン線の二つが観光目的を兼ねて運用されているだけです。

ピッツバーグのダウンタウンを一望できる展望エリアがちょうどこのインクラインで丘陵地を登りきったところにあり、車で行くこともできますがやはりインクラインに乗って昔の人達の生活に思いを馳せてみたいものです。

料金は片道$1.5、往復$2.5で、ちゃんとした支払いシステムがあるのかと思いきやおじさんがどんぶり勘定で料金を受け取ると言う以外と適当なところがアメリカらしいのですが、お釣りがもらえないので予め駅にある両替機で小銭を確保しておく方がいいでしょう。 丘陵地の上にある展望エリアから眺めるピッツバーグのダウンタウンは圧倒的な迫力とは言えないものの、どこか上品で気品のある姿を見せてくれます。

二つ存在するインクラインを利用して昼と夜にそれぞれ訪れてみると違ったピッツバーグの顔を見ることができるのでお勧めです。
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デュケン線
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マノンガヘイラ線から
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マノンガヘイラ線から
ピッツバーグには世界第二位の高さ、42階建ての学びの聖堂がピッツバーグ大学に存在します。

この講堂は一般に開放されていて、誰でも入ることができます。

講堂の中はこんなところで勉強できたとしたらもう少し...と思わせてくれるようなくれないような厳かな雰囲気が漂っています。

ここには世界各国の文化を学ぶために、ナショナリティー・ルームズ(Cathedral of Learning)と呼ばれる26部屋、26ヶ国の独自の装飾を施した教室が作られています。

このナショナリティー・ルームズは一般開放されているものもありますが、よりツボを押さえて見て回るなら一人$3のツアーに参加してみるのも良いかも知れません。

ツアーガイドとしてピッツバーグ大学の現役教授が硬い?ジョークを交えながら歴史と文化について各教室で語ってくれます
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学問の大聖堂
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講堂内
冬期であることと、一泊二日の旅程であったため、あまりこってりと見て回ることができませんでしたが、ピッツバーグにはこの他にも水陸両用バスで観光スポットを回るツアー等も敢行されており、初夏から秋にかけてもう一度訪れてみたいところリストに加えておきたいと思います。