|
Thursday, 20 August 2009 |
デッドウッドの街を後にサウスダコタ州の西隣、ワイオミング州に入ると、何もない広大な景色の中に突如姿を現すデビルズタワー。
100年以上も前に米国最初のナショナル・モニュメントに指定されるほど、その異形な見た目は見る者を圧倒します。
火山活動により形成されたと言うタワーは高さが386m、柱状節理と呼ばれる縦に伸びる六角形の割れ目は地球が生きていることを再確認させてくれます。
デビルズタワーは1977年に公開された有名な映画「未知との遭遇」で異星人のUFOが着陸する場所として使用され、観光地として一躍注目を浴びるようになったそうです。
頂上は平らで登ることも可能なようですが、ツアーではデビルズタワーの周囲を一周するトレイルを歩きます。
見る角度が違うとタワーの雰囲気も微妙に変化し、見ているだけでも飽きませんが、デビルズタワーを本当の意味で満喫したい人はタワーをロック・クライミングで登ることも可能です。
また、この辺りに自生する松の木はポンデローサ・パインと呼ばれ、皮を剥いで匂いを嗅ぐとバニラの香りがすると言われています。
デビルズタワーへ向かう草原にはプレーリードッグが生息しており、愛くるしい姿を見せてくれます。
プレーリードッグは警戒心が強く、不審な雰囲気を感じ取ると、独特の声で周囲の仲間達に危険を知らせます。
その昔、放牧で暮らしていた人達からすると、飼っている牛がプレーリードッグが作る縦横無尽に走る洞窟に足を取られて大怪我をするため、プレーリードッグは害獣扱いされていたそうで、駆除と乱獲によって数が激減し、今ではこの種類のプレーリードッグはこの周辺にしかいないそうです。
実はプレーリードッグは好奇心も警戒心に負けないくらい強く、人間がかなり近づいても逃げません。
そのためか、車を止めてプレーリードッグを路肩から観察するだけでは飽き足りず、草原の中にまで足を踏み入れる人達もちょくちょく見かけます。
辺りをパトロールしているレンジャーが発見すると当然お叱りを受けますが、マナーが悪いのは非常に残念です。
|