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Wednesday, 02 September 2009 |
イエローストーン国立公園の2日目は、温泉と間欠泉(まとめてガイザー)を巡ります。
温泉と言っても入る温泉ではなく鑑賞するだけの温泉ですが、地中にある様々な化合物や特殊な生物が作り出す色の美しさは一言では形容できません。
数多くあるガイザーのうち、朝一番に訪れたのがその名の通りモーニング・グローリー(朝顔)。
大きさはそれほどでもありませんが、朝顔が開いたような見た目は絶品です。
ただ世界共通なのか噴水や池等にコインを放り込んで願い事をする人達が多いようで、見た目よりも以外に小さい熱湯の噴出口に溜まった不純物がせっかくの美しい水の色を変色させたり、酷い場合は噴出孔に詰まってしまってガイザーそのものが駄目になることもあるようです。
人口的に作られた噴水等にコインを投げ入れるのは大歓迎ですが、自然の造形物にそのようなことをするのはご法度です。
次にイエローストーン国立公園内にある宿泊施設の中で、最も人気の高いOld Faithful Innの前にある間欠泉、Old Faithful Geyserにやって来ました。
この間欠泉は今でも比較的正確な間隔で吹き上げる間欠泉で、約50分間隔(誤差10分)で30~40mほどまで吹き上げる迫力の間欠泉を見ることができます。
Old Faithful Geyserが見えるところにウェブカメラが設置してあり、30秒間隔で更新されています。
Old Faithful Innは見えませんが、運が良ければバーチャル間欠泉を鑑賞できます。
間欠泉は突如吹き上がるのではなく、数メートルほど噴出しては湯気だけになる前触れが何回もあり、ロッジで予測されている時間前になってこの前触れが続くと、ちょうど間欠泉が枯れた瞬間に来てしまったのではないかと、せっかちな人は諦めて引き上げることもあるようです。
この時も予定の時間になってから10回ほど前触ればかりで、まさか・・・と思った時に本番が始まりました。
数メートル噴出した熱湯がしばらく出っ放しになると本番の確率が高いのだそうです。
この近くにはOld Faithful Geyserの他にも予測が困難な間欠泉が点在し、移動した瞬間に派手に吹き上がっているものがある等、ある意味運試しに近いものがあるかも知れません。
間欠泉が好きな方には、数日間滞在してじっくりと鑑賞することをお勧めします。
次にやって来たのが、数ある目玉の上位に位置するGrand Prismatic Spring。
直径が約100mある巨大な温泉で、人口着色料でも大量に投入したのかと言うくらいの派手な色を見ていると、なぜか地獄の入り口があったとしたらこんな感じだろうかと思わせます。
温泉の周りに遊歩道が設置されていますが、近寄り過ぎると全体が良く見えず逆に迫力に欠けるとのことで、今回はGrand Prismatic Springの全貌を見渡せると言う、小高い丘に登って鑑賞しました。
途中、温泉に向かう道からピンク色や青色の煙が上がっているのが見えると思いきや、Grand Prismatic Springのお湯の色がそのまま立ち上る湯気に反射しているものでしたが、それほどまでにこの温泉の色は強烈です。
最後に訪れたのが、イエローストーン国立公園のパンフレットの前面の写真に採用されているMammoth Hot Spring。
熱湯が吹き上がったり、目を奪われるような派手な色をしたりしているわけではありませんが、何やら有機的な不気味さが漂います。
熱湯が地中に含まれる石灰質を溶かして、乾燥した後に雪のように真っ白な石灰の塊を残し、斜面を流れながら凝結した岩が何とも言えない形を作り出しています。
ここは地下の活動が活発で、温泉が止まったり、新たなところから噴出したりと日ごとに表情が変わって行くようで、大自然と言うか、イエローストーンの奥深さを感じさせてくれます。
今日も色んな場所への移動中、野生動物達に出会いました。
りっぱな角を生やした雄のエルクは貫禄たっぷり(バスの窓に反射して写真が醜いのが難点です)で、一風変わった顔をしたアンテロープ(レイヨウ)達が走り回っていました。
今回は残念ながらイエローストーンに生息する熊の姿を見ることができませんでしたが、マウントラシュモアを訪れるツアーだったことを完全に忘れさせてくれる素晴らしい国立公園でした。
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